曹洞禅・仏教に関するwikiです。人名・書名・寺院名・思想・行持等々について管理人が研究した結果を簡潔に示しています。曹洞禅・仏教に関する情報をお求めの方は、まず当wikiからどうぞ。

【定義】

僧堂後架の間にある廊下のこと。一宇の堂としても用いることがあり、大きな僧堂では後門と後架の間が暗くなってしまうため、屋根を高く造り、天窓などを設けて採光したことから「照堂」という。祖師堂について、「昭堂?」という言い方をするが、これとは関係がない。

また、本来照堂は通路であるが、ここに椅子を設けて、住持に代わり立僧首座が説法をすることがある。
五月廿五日、梅雨霖霖として、草屋漏滴す。因みに山僧入堂坐禅するに、照堂と雲堂と、両屋の簷頭、平地に波瀾を起こす。清浄海衆、進歩退歩、中間に兀立す。 『永平広録』巻8−法語6

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