曹洞禅・仏教に関するwikiです。人名・書名・寺院名・思想・行持等々について管理人が研究した結果を簡潔に示しています。曹洞禅・仏教に関する情報をお求めの方は、まず当wikiからどうぞ。

【定義】

卍山道白が撰し、弟子の三洲白龍が編集した著作。詳しくは『卍山和尚対客閑話』という。全1巻、正徳5年(1715)刊行。

【内容】

この著作は、卍山が、或る禅客の疑問17條に答えたものであり、禅戒の意義に対する内容や、信心布施受戒などの問答が行われている。文体は、平易な漢文で書かれ、広く敷衍させるのを目的にしたと思われる。現在であれば『曹洞宗全書』「禅戒」巻にて見ることが出来る。また、後に石雲融仙が、この著作を批判して『叢林薬樹』を著している。

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

管理人/副管理人のみ編集できます