【定義】
江戸時代の学僧・面山瑞方によって著された『大般若経?』各巻に対する賛である。面山による序は宝暦6年(1756)で、文化4年(1807)に法孫の龍穏寺・定林の跋を入れ、全6巻を上下2巻にして刊行された。現在は、『日本大蔵経』巻35「般若部経疏」に収録されているため、容易に内容を見ることが可能である。
【内容】
面山の序によれば、本師の損翁宗益から初めて『大般若経』を頂受し、それ以来独自に研鑽を積んできたという。そして、永福庵?に入ってからというもの、『大般若経』全巻を国字をもって訓読し、学人の参究に資せんと思っていたが、『僧堂清規』の執筆などもあって中断し、思うに任せなかった。そこで、約10年を経て、各巻に賛を詠むことにしたという。
賛は、様々な形式の漢詩によって付されている。
江戸時代の学僧・面山瑞方によって著された『大般若経?』各巻に対する賛である。面山による序は宝暦6年(1756)で、文化4年(1807)に法孫の龍穏寺・定林の跋を入れ、全6巻を上下2巻にして刊行された。現在は、『日本大蔵経』巻35「般若部経疏」に収録されているため、容易に内容を見ることが可能である。
【内容】
面山の序によれば、本師の損翁宗益から初めて『大般若経』を頂受し、それ以来独自に研鑽を積んできたという。そして、永福庵?に入ってからというもの、『大般若経』全巻を国字をもって訓読し、学人の参究に資せんと思っていたが、『僧堂清規』の執筆などもあって中断し、思うに任せなかった。そこで、約10年を経て、各巻に賛を詠むことにしたという。
賛は、様々な形式の漢詩によって付されている。
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