曹洞禅・仏教に関するwikiです。人名・書名・寺院名・思想・行持等々について管理人が研究した結果を簡潔に示しています。曹洞禅・仏教に関する情報をお求めの方は、まず当wikiからどうぞ。

【定義】

板を担ぐ者の意味。板を担いで歩けば、その板側の方が見えないことから、物事を一方からのみ見てしまう者を指す。
故に此に到て師資道伝、仏祖印可、尚ほ多種なりと解するも、節目あるに似たり。両般なしと会するも尚ほ是れ担板漢なり。 『伝光録』第27祖章

また、天童如浄禅師が道元禅師への示誨で用いたこともあった。
然らば則ち仏祖児孫、著くべきの衣を著くべきものなり。一偏のみを執して担板なるべからず。 『宝慶記』第26問答

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