【定義】
たたんである坐具を展べること。坐るときや、礼拝するときには坐具を開き展べなくてはならない。展べかたは、先ず正面に対して上半身を左に傾け、坐具を取り出して三つ折りに敷く。略して展具ともいう。
たたんである坐具を展べること。坐るときや、礼拝するときには坐具を開き展べなくてはならない。展べかたは、先ず正面に対して上半身を左に傾け、坐具を取り出して三つ折りに敷く。略して展具ともいう。
請益のときの拝は、近来おほく頓一拝をもちいる。古儀は三拝なり、法益の謝拝、かならずしも九拝十二拝にあらず。あるひは三拝、あるひは触礼一拝なり、あるひは六拝あり、ともにこれ稽首拝なり。西天にはこれらを最上礼拝となずく。あるひは六拝あり、頭をもて地をたたく。いはく額をもて地にあててうつなり、血のいづるまでもす。これにも展坐具せるなり、一拝三拝六拝ともに額をもて地をたたくなり。あるひはこれを頓首拝となづく。 『正法眼蔵』「陀羅尼」巻
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