曹洞禅・仏教に関するwikiです。人名・書名・寺院名・思想・行持等々について管理人が研究した結果を簡潔に示しています。曹洞禅・仏教に関する情報をお求めの方は、まず当wikiからどうぞ。

【定義】

明治23年(1890)8月に、鴻盟社の今村金治郎が編集兼発行人として刊行された、曹洞宗の在家者向けの礼誦式。曹洞宗ではこの頃、『曹洞教会修証義』の編集をしていた時期に重なるけれども、本書でも『修証義(ただし、『洞上在家修証義』か)』を意識しており、読経に『修証義』を唱えても良いとし、また、全体の構造が「四大綱領」に則ったものである様子が見られる。

【内容】

目次は以下の通りである。本文にはないが、各項目名を補っている。

表紙裏:一仏両祖(ただし、太祖は国師号)
本文:
 懺悔文
 三帰依文
 三聚浄戒
 心経
 本尊上供回向
 舎利礼文
 先亡回向
 四弘誓願
 釈迦称名
 両祖称名

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