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【定義】

江戸時代日本曹洞宗が輩出した学僧。大乗寺に住した。徳翁は号であり、名は良高。

生没年:慶安2年(1649)〜宝永6年(1709)
出身地:江戸
俗 姓:藤原氏

【略歴】

慶安2年8月に江戸で生まれた徳翁は、13歳で吉祥寺?に投じ、15歳離北良重に就いて得度し、その後は諸方を遊学して、黄檗宗の木庵・潮音・鉄眼などに参じ、さらに山城禅定寺の月舟宗胡や鉄心?道印に就いた。26歳には、大乗寺に晋んでいた月舟に参じ、その下に3年留まって、天和2年(1682)に下総正泉寺に住した。

その翌年、再び月舟を禅定寺に訪ね、衣法を授けられた。

後には、備後定林寺に住し、加賀大乗寺に進み、玉島円通寺?を開き、元禄9年には備中の西来寺を再興した。宝永6年2月7日に円通寺で示寂世寿61。

【著作】

・『徳翁良高禅師語録』(2巻)
・『続日域洞上諸祖伝?』(4巻)
・『護法明鑑?
・『洞宗或問?
・『洞門亀鑑

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