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【定義】

袈裟の別名。袈裟を身に着けると如来の柔和忍辱の心が身に付くことから、このように呼称される。
おほよそしるべし、袈裟はこれ仏身なり、仏心なり。また解脱服と称し、福田衣?と称す。忍辱衣と称し、無相衣?と称し、慈悲衣?と称し、如来衣?と称し、阿耨多羅三藐三菩提衣?と称するなり。まさにかくのごとく受持すべし。 『正法眼蔵』「伝衣」巻

なお、「忍辱衣」の典拠としては以下の一節などが知られている。
大慈悲を室とし、柔和忍辱を衣とし、諸法空を座とす、此れに処して為に法を説け。 『妙法蓮華経』「法師品第十」

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