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【定義】

仏教に於ける僧伽を破り、別の教団を作る罪のこと。五逆罪の一。
初学愚鈍の比丘五百人をかたらひて、伽耶山頂にゆきて、別羯磨をつくる、これ、破僧罪なり。 60巻本系統『正法眼蔵』「三時業」巻

【内容】

仏教史上では、提婆達多による釈尊への裏切り行為が知られている。
提婆達多、比丘として三無間業をつくれり、いはゆる破僧・出血・殺阿羅漢なり。 12巻本系統「三時業」巻

また、他の名称も取り上げながら、以下のように批判されている。
破僧罪につきては、破羯摩僧あり、破法輪僧あり。破羯摩僧は、三洲にあるべし、北洲をのぞく。如来在世より、法滅のときにいたるまでこれあり。破法輪僧は、ただ如来在世のみにあり、余時にはただ南洲にあり、三洲になし。この罪、最大なり。 12巻本系統「三時業」巻

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