【定義】
『
甘露門』の「
雲集鬼神招請陀羅尼」の次に詠まれる偈文で、多くの者達に対して参集を願った
行者が、なかなか来られない餓鬼のために地獄の門を破り、施食供養の
法会に参集することを可能にし、さらに餓鬼は喉が狭くて食べ物が食べられないことから、その喉を広げることを願う偈文である。
左手に食器を執り、右手は前の如し。改めて一誦呪に一弾指し、大中二指にて弾指し声を作す。但し風を招かず。是を破地獄及開咽喉印と名づく。 面山『施餓鬼作法』
大施食会では、三遍読誦される。「
無量威徳自在光明加持飲食陀羅尼」に続く。
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