【定義】
通幻寂霊禅師の法嗣である普済善救禅師の語録。全3巻。普済は、越前禅林寺・願成寺の開創であり、總持寺・永澤寺・竜泉寺・聖興寺・永光寺などにも住しているが、それら住持した寺院に於ける説示や法語・偈頌を収めたものである。法嗣の禅雄などが編纂し、末尾に浄智などによる行記を収めている。なお、同著は久しく伝写されていたが、江戸時代の学僧・梅峰竺信師によって校訂されて、元禄8年(1695)に刊行された。現在では、『大正蔵?』巻82や『曹洞宗全書』「語録一」などで見られ、『訓註曹洞宗禅語録全書[中世編]』第七巻(四季社)でも見られる。
編集は以下の通りである。
●上巻
總持寺・永澤寺?・竜泉寺・聖興寺・禅林寺・永光寺の以上六会に於ける上堂。
●中巻
小参・仏事香語。
●下巻
下火法語・偈頌・行記。
通幻寂霊禅師の法嗣である普済善救禅師の語録。全3巻。普済は、越前禅林寺・願成寺の開創であり、總持寺・永澤寺・竜泉寺・聖興寺・永光寺などにも住しているが、それら住持した寺院に於ける説示や法語・偈頌を収めたものである。法嗣の禅雄などが編纂し、末尾に浄智などによる行記を収めている。なお、同著は久しく伝写されていたが、江戸時代の学僧・梅峰竺信師によって校訂されて、元禄8年(1695)に刊行された。現在では、『大正蔵?』巻82や『曹洞宗全書』「語録一」などで見られ、『訓註曹洞宗禅語録全書[中世編]』第七巻(四季社)でも見られる。
編集は以下の通りである。
●上巻
總持寺・永澤寺?・竜泉寺・聖興寺・禅林寺・永光寺の以上六会に於ける上堂。
●中巻
小参・仏事香語。
●下巻
下火法語・偈頌・行記。
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