曹洞禅・仏教に関するwikiです。人名・書名・寺院名・思想・行持等々について管理人が研究した結果を簡潔に示しています。曹洞禅・仏教に関する情報をお求めの方は、まず当wikiからどうぞ。

【定義】

仏祖が正しく正伝してきた袈裟のこと。或いは、仏陀が用いた袈裟のこと。或いは、仏身そのものの袈裟のこと。
仏法蔵相伝の正嫡に、仏衣も相伝相承するなり。法蔵正伝の祖師は、仏衣を見聞せざるなきむねは、人中・天上あまねくしれるところなり。しかあればすなはち、仏袈裟の体・色・量を正伝しきたり、正見聞しきたり、仏袈裟の大功徳を正伝し、仏袈裟の心身骨髄を正伝せること、ただまさに正伝の家業のみにあり。もろもろの阿笈摩教の家風には、しらざるところなり。おのおの今案に自立せるは、正伝にあらず、正嫡にあらず。 『正法眼蔵』「伝衣」巻

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

管理人/副管理人のみ編集できます