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【定義】

仏の教説のこと。仏が説法し、四方を教化していく様子が、転輪王が戦車を用いて、四海を統一するさまに似ていることから、「法輪」と呼ばれ、また働く様子は「転法輪」という。

詳しくこの「輪」の義を3つ挙げることがある。1つには「円満」の義であり、仏の教えに欠けることがないことを意味する。2つには「摧破」の義であり、衆生の誤った考えを打ち破ることを意味する。3つには「展転」の義であり、至る所に教えが広まることを意味する。
八万四千の説法蘊、これ転法輪なるがゆえに、法輪の転処は、亘界なり、亘時なり。方域なきにあらず、真実人体なり。 『正法眼蔵』「身心学道」巻

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