曹洞禅・仏教に関するwikiです。人名・書名・寺院名・思想・行持等々について管理人が研究した結果を簡潔に示しています。曹洞禅・仏教に関する情報をお求めの方は、まず当wikiからどうぞ。

【定義】

道元禅師が越前に移転した後、義準上座興聖寺から送ったとされる樹のこと。なお、字面からは「キンモクセイ」かとも思ってしまうが、これは江戸時代に日本に伝来したとされており、おそらくは「桂の木」、または「ギンモクセイ」を指すと思われる。ともに、中国を原産とする常緑樹であり、やはり香りが良い。
同月七日(寛元2年[1244]9月のこと)、宇治の興聖寺より、木犀樹到来、義準上座送りて而今に到り、孤雲の前に種える、云々。 『建撕記

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