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【定義】

六道に同じ。訳語に充てられた「道」は、行く、または趣くという意味であるため、特に「六趣」という。
もし菩提心をおこしてのち、六趣四生輪転すといへども、その輪転の因縁、みな菩提行願となるなり。 『正法眼蔵』「渓声山色」巻

道元禅師は、菩提心を発して、衆生済度する覚悟を決めたのであれば、むしろ六趣に輪廻するのは、菩薩としての修行であるとされる。

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