つらつら日暮らしWiki〈曹洞禅・仏教関連用語集〉 - 一衣一鉢
【定義】

衣鉢のこと。通常僧侶の携帯すべき物としては、三衣一鉢とされるが、道元禅師は物にとらわれない様子を示すために、三衣を一衣とまで抽象されて、「貧の学道」を強調された。
僧は一衣一鉢の外は財宝を不持、居所を不思、衣食を不貪間、一向学道す。 『正法眼蔵随聞記』巻4-9