つらつら日暮らしWiki〈曹洞禅・仏教関連用語集〉 - 一会結制
【定義】

江戸時代以降の別格地においてしばしば行われる結制ではなく、法地寺院で住持交代に因んで行われる結制のこと。
入寺式の事は、固より諸清規に無き者なり、宗内に中古以来一会結制等に於て首座の為に安下処を設けて入寺すること、恰も住持晋山に類似するもの、其の何の理由たるを知らず、弊の甚きなり。 『洞上行持軌範』巻中・17丁表、カナをかなにする