つらつら日暮らしWiki〈曹洞禅・仏教関連用語集〉 - 解脱服
【定義】

袈裟の別名。身に着けた学人が良く解脱に導かれることから呼称される。典拠としては『大荘厳論経』巻14など一部の経典に見えるが、直接は「頂戴袈裟文」であろう。
袈裟をば、ふるくよりいはく、除熱悩服となづく、解脱服となづく。おほよそ功徳、はかるべからざるなり。 『正法眼蔵』「伝衣」巻