つらつら日暮らしWiki〈曹洞禅・仏教関連用語集〉 - 戒次
【定義】

「次」とは順序の意。よって、戒次とは戒を受けた順番のことを指す。
若し夏の衆遅参して、而も戒臘牌に題せざるが如きは、暫到の位に着いて、半夏に到りて本との臘次?に倚る。縦い耆年宿徳?なりと雖も、此の式を守るべし。諸山?の戒臘牌の如きは、両班を戒次に題せず、別に両行列位を作る。書を列ねると雖も、当家、天童浄和尚の戒臘牌を守り、或いは両班・勤旧を問わず、戒次を列ぬるのみ。 『瑩山清規』「年中行事」