若し夏の衆遅参して、而も戒臘牌に題せざるが如きは、暫到の位に着いて、半夏に到りて本との臘次?に倚る。縦い耆年・宿徳?なりと雖も、此の式を守るべし。諸山?の戒臘牌の如きは、両班を戒次に題せず、別に両行列位を作る。書を列ねると雖も、当家、天童浄和尚の戒臘牌を守り、或いは両班・勤旧を問わず、戒次を列ぬるのみ。 『瑩山清規』「年中行事」