つらつら日暮らしWiki〈曹洞禅・仏教関連用語集〉 - 戒牒奥書
【定義】

戒牒というのは、僧尼が戒を受けたことを公認する証書である。日本では奈良時代以降行われるようになり、得度の際に渡される度縁に続いて、受戒の際に授けられた。なお、ここでいう「戒牒奥書」とは、道元禅師参学師である明全和尚の戒牒に、道元禅師が書き込んだ文書を意味している。詳細は『明全戒牒奥書』項参照のこと。