つらつら日暮らしWiki〈曹洞禅・仏教関連用語集〉 - 学海
【定義】
衆生
が学ぶべき
仏道
の様子を示した言葉。学びは重要なことではあるが、その対象である仏道は広大無辺である様子を、海に喩えて「学海」と表現する。
こゝに、
円寂
の
先師
は、伊州の人、俗姓は蘇氏、
法名
は
明全
なり。八歳にして親をはなれ、
叡山
にのぼりすむ。十六にして僧となり、学海をわたりゆく。 『
舎利相伝記
』