つらつら日暮らしWiki〈曹洞禅・仏教関連用語集〉 - 巨海禅師戒説
【定義】

巨海匡津の著になる、禅戒論関連の著作のこと。全1巻、安永8年(1779)に跋刊。内容は、師資面授相承してきた血脈の意義を明らかにし、五戒十善の要旨を示した。また、加賀藩主の前田候に献じられている。『続曹洞宗全書』「禅戒」巻で見ることが出来る。