つらつら日暮らしWiki〈曹洞禅・仏教関連用語集〉 - 苦海
【定義】

苦しみの海のこと。現実のこの世界には苦に満ちていて、限り無いことを海に喩えた言葉。或いは、そのような人間世界を指す。
若、この出身のみちをいはざるらんものは、法身のいのちも、たちまちにたえて、ながく苦海にしづみぬべし。 『正法眼蔵』「唯仏与仏」巻