つらつら日暮らしWiki〈曹洞禅・仏教関連用語集〉 - 源光庵
【定義】

京都市北区鷹峰にある日本曹洞宗寺院。卍山道白禅師を開山とする。山号は鷹峰山、または宝樹林とも称す。

【歴史】

当寺は元々、貞和2年(1346)に、紫野大徳寺2世・徹翁義亨の開創だったが、元禄7年(1694)に中田氏を開基とし、卍山は曹洞宗に改めた。境内にある伽藍は、元禄7年に作られたもので、境内には復古堂などがある。本尊は釈迦牟尼仏と、卍山感得の霊芝観音がある。本堂にある丸と四角の窓は、それぞれ「悟りの窓」「迷いの窓」として有名。同寺は、秋の紅葉時などを始め観光客で賑わうことも多い。