つらつら日暮らしWiki〈曹洞禅・仏教関連用語集〉 - 七通八達
【定義】

様々な事象に通達していることであり、自由自在の働きを持つ法や、その境涯を指す言葉。「七」「八」は具体的な数字ということではない。
仏祖仰観すれば一仏祖なり、発心観想するにも一発心なるべし。あはれみを七通八達せんに、得便宜なり、落便宜なり。 『正法眼蔵』「渓声山色」巻