つらつら日暮らしWiki〈曹洞禅・仏教関連用語集〉 - 謝拝
【定義】

感謝の礼拝のこと。問答商量の後で学人師家に対して行ったり、または法戦式の時、法問が終わって、首座東序西序本師堂頭・諸尊宿に対して行う。または、寺院で行う法要の際に、他寺より導師両班、或いは他の配役を招いた際に、その当該寺院の関係者が行う感謝の礼拝のこと。
しるべし、礼拝正法眼蔵なり、正法眼蔵は大陀羅尼なり。請益のときの拝は、近来おほく頓一拝をもちいる、古儀三拝なり。法益の謝拝、かならずしも九拝・十二拝にあらず、あるひは三拝、あるひは触礼一拝なり、あるひは六拝あり。ともにこれ稽首拝なり。 『正法眼蔵』「陀羅尼」巻