つらつら日暮らしWiki〈曹洞禅・仏教関連用語集〉 - 受戒入位
【定義】

修証義』第三章の題名であり、それを元に構築されている日本曹洞宗四大綱領の1つ。意味は、仏祖正伝されてきた菩薩戒を受ければ、仏の位に入ることとされている。大乗戒の根本経典となっている『梵網経』下巻では、以下のような定義がされている。
衆生仏戒を受くれば、即ち諸仏の位に入る。位大覚に同じうし已る、真に是れ諸仏の子なりと。