つらつら日暮らしWiki〈曹洞禅・仏教関連用語集〉 - 十二処
【定義】

人間の感覚器官である六根と、その感覚の対象としての六境とを総じて、「十二処」とする。この「処」はサンスクリット語「āyatana(アーヤタナ)」のことで、心の働きが生じる「処」のこと。
夫れ大品般若とは、五蘊・十二処・十八界・三十七品助道の法を説玉ふに、皆六波羅蜜より生ず。 『法界或問止啼銭?』巻中