つらつら日暮らしWiki〈曹洞禅・仏教関連用語集〉 - 浄竿
【定義】

寺院内の東司の入口付近にある竿で、特に僧侶が脱いだ直裰?袈裟などを掛けるための物。
すでに東司にいたりては、浄竿に手巾をかくべし。かくる法は、臂にかけたりつるがごとし。もし九条・七条等の袈裟を著してきたれらば、手巾にならべてかくべし。おちざらんやうに打併すべし、倉卒になげかくることなかれ。 『正法眼蔵』「洗浄」巻