つらつら日暮らしWiki〈曹洞禅・仏教関連用語集〉 - 世楽
【定義】

世俗にある浮き世の楽のこと。儚い楽でしかないが、凡夫はそれに執着し、聖者はそれを厭う。
世楽をいとひ、俗塵をうれふるは、聖者なり、五欲をしたひ、出離をわするるは、凡愚なり。 『正法眼蔵』「出家功徳」巻