つらつら日暮らしWiki〈曹洞禅・仏教関連用語集〉 - 世情
【定義】

世執に同じ。世人の見解、世間的な善悪による分別的思考のこと。俗世に於いて習慣となった分別判断。
初心行者は、先づ世情なりとも人情なりとも、悪事をば心に制して、善事をば身に行ずるが、即ち身心をすつるにて有るなり。 『正法眼蔵随聞記』巻3-1