つらつら日暮らしWiki〈曹洞禅・仏教関連用語集〉 - 世人
【定義】

世の人、世間の人々。出世間の人に対義する語。
夜話に云く、世人多く善事を成す時は人に知られんと思ひ、悪事を成す時は人に知られじと思ふに依つて、この心冥衆の心にかなはざるに依つて、所作の善事に感応なく、密に作す所の悪事には罰有るなり。 『正法眼蔵随聞記』巻2-15