つらつら日暮らしWiki〈曹洞禅・仏教関連用語集〉 - 喪身失命
【定義】

身命を喪失することであるが、転じて、仏法のために身心にとらわれがない脱落の境地を示したもの。不惜身命
香厳一期の尽力道底なりといへども、いまだ喪身失命をまぬかれず。たとへばこれ、敗軍之将さらに武勇をかたる。おはよそ説黄道黒、頂[寧+頁]眼睛、おのれづから仙陀婆の索・奉、審審細細なり。 『正法眼蔵』「王索仙陀婆」巻