つらつら日暮らしWiki〈曹洞禅・仏教関連用語集〉 - 大隠
【定義】

世俗にあって、俗事に心を乱されることが無い高潔の人のこと。「隠」は隠者のことである。対義語は「小隠」で、そちらは山林などにて隠遁する人のこと。
いま仏祖大道を行持せんには、大隠・小隠を論ずることなく、聡明鈍痴をいふことなかれ。 『正法眼蔵』「行持(上)」巻