つらつら日暮らしWiki〈曹洞禅・仏教関連用語集〉 - 大祖堂
【定義】

日本曹洞宗大本山總持寺法堂は、永平寺に於ける承陽殿に当たる祖師堂も兼ねているため大祖堂と呼ばれる。以下の写真は、鶴見の大祖堂。



以下の写真は總持寺祖院の大祖堂。



内部構造としては、中央の須弥檀上には總持寺開山瑩山紹瑾禅師の祖師像が安置され、さらに二祖・峨山韶碩禅師、永平寺開山・道元禅師、そして五院開基の祖師像が安置される。

なお、一部「太祖堂」と記述したり、読み方も「たいそどう」という人があるが、あくまでも「巨大な祖堂」の意味で「大祖堂(だいそどう)」である。