つらつら日暮らしWiki〈曹洞禅・仏教関連用語集〉 - 大擂鼓
【定義】

鼓(太鼓)の鳴らし方の一。特に、晋山上堂法戦式などの場合は、堂行手磬一声、知殿一声、殿行の鼓一下(チン、カチ、ドン)を三遍繰り返した後、殿行が双枹(二本バチ)を用いて、軽擂より打ち始め、徐々に大擂へと移る。住持入堂するときに、手磬一声、柝一声を受けて、鼓一下をもって打ち切る。なお、僧堂行鉢時に行う大擂三会の後の打ち切り三下の方法は、特に「斎粥鼓」と呼ばれる。