つらつら日暮らしWiki〈曹洞禅・仏教関連用語集〉 - 着襪
【定義】

法要などに際して、裸足に襪子を着用すること。
堂頭和尚夜話に云く、元子、你、椅子に在りて韈子を著くるの法知るや、也た無や。道元、揖して白して云く、如何が知り得ん。堂頭和尚、慈誨して云く、僧堂坐禅の時、椅子に在りて韈を著くるの時、右袖を以て足趺を掩いて、而も著くるなり。所以は、聖僧への無礼を免れるためなり。 『宝慶記』第21問答

このように、道元禅師は坐禅で堂頭単(椅子)に坐っている時に襪子を着ける方法を如浄禅師に教えていただくなどしている。