つらつら日暮らしWiki〈曹洞禅・仏教関連用語集〉 - 槌
【定義】
読み方は、漢字の音読みで「ツイ」とする。なお、「つち」は訓読みであり、
曹洞宗
ではその読み方は用いない。物をたたく道具のこと。木槌の柄を切ったものを「槌」として用い、台座の機能も持つ
砧
?
に打ち付ける。槌と砧を合わせて、
槌砧
と呼ばれる。槌を用いた作法には、
打槌
?
・
白槌
などがある。
なお、「槌」の意味は以下の通りである。
槌は律に打静とありて、これを打てば、
大衆
ものをとせず、沈黙する為なり、
面山
瑞方
禅師
『
洞上僧堂清規考訂別録
』巻6「上堂考訂」項