つらつら日暮らしWiki〈曹洞禅・仏教関連用語集〉 - 度衆生
【定義】

迷いの此岸に生きる衆生を、悟りの彼岸へ度(渡)すこと。慈悲心に基づく利他行に生きる大乗仏教菩薩にとって、最大事の誓願となる。
七日といふは、得仏智の量なり。転法輪・度衆生、すでに逕千万億劫といふ、夢中の消息たどるべからず。 『正法眼蔵』「夢中説夢」巻