つらつら日暮らしWiki〈曹洞禅・仏教関連用語集〉 - 頭面礼足
【定義】

「頭面作礼」ともいう。頭でもって相手の足に礼すること。具体的には、相手の前にひざまずき、両手を伸ばして手の平の半ばで相手の人の足を受け、自分の頭に触れさせる礼法。尊者に対する最高の敬礼法。稽首
爾の時衆多の比丘、食後に衣鉢を摂取して、尼師壇を以て右肩の上に著け、便ち往いて世尊の所に至り、頭面礼足して、一面に在って坐す。 『永平広録』巻6-437上堂