つらつら日暮らしWiki〈曹洞禅・仏教関連用語集〉 - 洞上
【定義】

中国曹洞宗の開祖である洞山良价禅師が唱えた宗風という意味であるが、一般的に「曹洞宗の」という意味でも用いられ、特に曹洞宗の僧侶が編んだ書物などに付されることが多い(『洞上伝法弁?』など)。なお、詳しくは「洞上之宗」などともいう。
実に是れ洞上の一宗一時の声価是の如くなるのみに非ず、累祖見得する皆以て是の如し。 『伝光録』第43章