道心 - つらつら日暮らしWiki〈曹洞禅・仏教関連用語集〉

【定義】

①仏道に入り、菩提を求める心のこと。菩提心。或いは、道心を発して、仏道に入った者を指す。なお、道元禅師は、学道とはまず道心がなければならないと示される。

夫れ学道は道心を先と為す。　『永平広録』巻3-200上堂

②道元禅師の『正法眼蔵』の巻名の一。95巻本では93巻、28巻本では7巻。説示場所や時期は不明。なお、28巻本では「仏道」という巻名であり、こちらが本来のものであったとされている。詳細は仏道項参照のこと。