つらつら日暮らしWiki〈曹洞禅・仏教関連用語集〉 - 道分
【定義】

福分の対義語で、その結果仏果菩提を得ることになる修行のこと。
当に勧化して福を作し、塔を治し衆僧供養すべし〈此れは是れ、福分なり〉。応に学問・誦経して聖果を勤求すべし〈此れは是れ、道分なり〉。始終に両つながら修む、二途の意、別なり。 『四分律刪繁補闕行事鈔』巻下四「諸雑要行篇第二十七」