つらつら日暮らしWiki〈曹洞禅・仏教関連用語集〉 - 入寂
【定義】
寂滅
に入ること。小乗仏教では、
三乗
の修行者は、最後には
無余涅槃
に入り、灰身滅智となるとされた。また、
聖者
や
高僧
の死を意味し、
入滅
と同じように使われる。
百丈山大智
禅師
、そのかみ馬祖の
侍者
とありしより、入寂のゆふべにいたるまで、一日も為衆為人の
勤仕
なき日あらず。 『
正法眼蔵
』「
行持
(上)」巻