つらつら日暮らしWiki〈曹洞禅・仏教関連用語集〉 - 如来
【定義】
十号
の一。如実に来至した者、または如実から到来した者の意。仏の真法身は出没去来がないことから、如来如去ともいう。この語は、
仏教
以前から他のインド宗教でも使う、
生死
輪廻
を
解脱
した者を指す一般名詞であるが、
釈尊
個人を指すこともある。
如来むかし霊山会上にして、
正法眼蔵涅槃妙心
無上
の
大法
をもて、ひとり迦葉尊者にのみ付法せし
儀式
は、
現在
して
上界
にある
天衆
、まのあたりみしもの存せり、うたがふべきにたらず。 『
弁道話
』