四大五蘊と道取し会取する仏量祖量も、かへりて身現の造次なり。すでに諸仏体といふ、蘊処界のかくのごとくなるなり。一切の功徳、この功徳なり。仏功徳は、この身現の究尽し、嚢括するなり。 『正法眼蔵』「仏性」巻