つらつら日暮らしWiki〈曹洞禅・仏教関連用語集〉 - 鉢刷
【定義】

行鉢法の内、洗鉢時に用いる器具のこと、ただ「刷(せつ)」とも呼称する。漆塗りの板(現行のは縦が約21センチ、横が2〜2.5センチ)の先に布を糸で固定したもの。
忠曰く、刷とは、小板、一頭は円形、漆髹、刷は鉢内の粒の之の器に粘ずるを清む。 「鉢刷」項、無著道忠禅師『禅林象器箋』巻28「第廿八類 器物門」