つらつら日暮らしWiki〈曹洞禅・仏教関連用語集〉 - 般若
【定義】

pannaの音写。六波羅蜜の一。悟りを得る真実の智慧のこと。悟りの智慧、真実を見る智慧の眼。存在の全てをあるがままに全体的に把捉すること。
ただし、おのづから名利にかかはらず、道念をさきとせん真実の参学あらんか、いたづらに邪師にまどはされて、みだりに正解をおほひ、むなしく自狂にえふて、ひさしく迷郷にしづまん。なにによりてか般若の正種を長じ、得道の時をえん。 『弁道話