つらつら日暮らしWiki〈曹洞禅・仏教関連用語集〉 - 煩悩
【定義】

悪い心のはたらきのこと。煩擾悩乱の略である。煩い悩むこと。身心を煩わし、悩ます精神作用のこと。身心を悩ますもの。心のけがれ、よごれ、妄念。身心を苦しめる精神作用の総称を指す。惑とも。

【内容】

煩悩にも様々な分類があるが、根源的な煩悩として三毒を挙げる。三毒とは、貪(むさぼり)・瞋(いかり)・癡(おろかしさ)である。
仏弟子、様様の清規を立て、仏祖の操行を示すこと是の如し。然るを執して偏ならば、却て煩悩なるべし。 『伝光録』第21章