つらつら日暮らしWiki〈曹洞禅・仏教関連用語集〉 - 晩参
【定義】

夜間に行われる上堂のことであり、師家による説法のことである。夜参や、夜話に同じ。
仏々祖々の大叢林、必ず晩参有り。因みに茲に、汾陽善昭禅師の会、其の衆、只、七・八人也。然りと雖も、常に晩参を行う、乃ち勝躅也。 『永平広録』巻2-128上堂

ここに見るように、道元禅師は志の高い僧侶が集まる叢林では、夜間に説法が行われるべきだとされる。